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為替レート90円→80円 トヨタ・ショックで1兆5000億円が吹っ飛ぶ |
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| 先生@管理人 [神の領域!] [905回(53111pt)] [2010/10/27(水) 午後7:41:00] |
【政治・経済】2010年10月26日 掲載
トヨタ自動車の“覚悟”が、日本経済を揺るがすことになりそうだ。
トヨタは、11年3月期の下半期(10年10月〜11年3月)の想定為替レートを1ドル=90円から80円に修正する方針を固めた。これはオオゴトだ。トヨタはたった1円の円高で、年間300億円の営業利益が吹っ飛ぶといわれる。半年でも150億円だ。
今回の変更幅は10円だから、1500億円の利益を失う計算になる。 「世界のトヨタが80円に変えたのですから、ほかの企業も右にならえでしょう。現在、多くの企業が90円を想定していますが、80円への変更は時間の問題です。当然、業績を直撃することになります」(株式アナリストのリチャード・コーストン氏)
輸出企業のほとんどが、1ドル=90円を想定している。ホンダ、日産、スズキ、パナソニック、ソニー、東芝、京セラ、リコー、オリンパス、ニコン、コマツ、武田薬品工業、富士フイルムHD、味の素……。こうした企業は少なくとも夏ごろまでは90円想定だった。
営業利益に与える損失額(年間)は、トヨタの300億円ほどではないが、ホンダ160億円、日産150億円、パナソニック20億円、ソニー20億円だ。
ショッキングな統計がある。日本総研が9月2日に公表した「円高が製造業の企業収益に与える影響」というリポートだ。中身はこうある。 「日銀短観6月調査によれば製造業の10年度下半期の想定為替レートは1ドル=90.5円。仮に円相場が1ドル=85円で推移した場合、製造業の営業利益は1割程度押し下げられる」 1割は、額にして7400億円だ。約5円の円高で7400億円のインパクトということは、10円の円高になると、単純には、その倍の1兆4800億円の営業利益が消えてなくなることになる。
「ただトヨタは想定レートを変更しても、業績は下方修正していません。経費削減で乗り切る腹でしょうが、これは下請け、孫請けイジメにつながります。最終的に円高のシワ寄せに苦しむのは、中小・零細企業なのです」(リチャード・コーストン氏)
1ドル=80円は、たった半年で日本企業から1兆5000億円規模の利益を奪い、中小・零細企業の経営を圧迫する。後手後手でしか円高対策を打てなかった政府・日銀の責任は重大だ。 |
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| Re: 為替レート90円→80円 トヨタ・ショックで1兆5000億円が吹っ飛ぶ |
| 先生@管理人 [神の領域!] [906回(53170pt)] [2010/10/27(水) 午後8:00:02] |
これは痛いね! でも、「経費削減でぇ」 メーカーって奴は・・・、まあ、それが立場だけど。
何にしても、日本は車業界が元気にならないと、って思うけど、 時代は、そんな流れじゃないんだろうなぁ・・・ |
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